2009年4月15日水曜日

同情できる状況ではないが・・

4時を回ってから「機械が壊れた・・みにきてくれ~」と客先から悲鳴とも思われる、クレームの電話。
いつもお世話になっていいる顧客でも有り、仕方なく、1時間を掛けて、機械の点検に入ったが、順序立てて細かくチェックしてみるが、異常がない??
本当に連絡があったように動かないのかと、試してみると、何にも異常なく動くではないか?・

ふつうなら、頭が沸騰しているころだが、5時で従業員を帰してしまい、暗くなった工場で私の来るのを、じっと待っていた社長。
従業員は、仕事が終わった後に、バイトに行かないといけないから仕方ないんだ・・
充分な給料が払っていけない。。と肩を落として話す。
こちらから、休んでくれとも言えないし、個々にバイトを探して、何とかしようと頑張っている。
忙しくなったら、従業員のことを一番に考えなくてはいけない。
何とかこの危機を、乗り越えなくては・・・・と

 点検費用 5万円。・・・下さい・・・  言葉は出てこなかった。

「がんばろう」手を突き上げて、見送ってくれた社長。

         きっと、いい時がまた来ますよ・・それまで私もなんとか頑張ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿