2009年4月4日土曜日

技術・設計とは何だ?

それぞれのメーカーには、いろんな商品があり開発をするまでには多くの投資が行われている。
その投資の殆どが、技術と設計に費やされている。
その技術と、ノウハウの土台にたって、また多くの開発が行われ、ついには他社が追随されない技術力が会社を支えることになる。
ところが、企業経営者は少なからず、利益追求を優先し、技術への投資を怠りがちで有る。
尚いけないのは、せっかく持っていた技術の継承すら出来ていない企業が多いということだ。
設計は出来る。勿論実績は企業に沢山残されているから、新しい商談が発生しても、殆どの場合応用が利く。
ところが、全く新しい条件に有っては、ノウハウが理解できていない為、リスクを避けようとして、せっかくの商談を逃してしまう。
「何でも顧客ニーズを受け入れていこう」掛け声はいいが、リスクと投資は避けたい、これでは、本当に掛け声だけである。

また、ニーズを掴むのは、先端の営業課に任され、設計は何もわからない技術部。
ここにはまた大きな隔たりがある。営業では技術的なノウハウが足りない。技術部では、情報が足りない。
経験を積んだものどうしであれば、話は簡単に済むことが、新人どうしだと、全く形にならない。
技術ノウハウが無い営業だと、聞き漏らし、要求に対する判断が出来なかったり、間違った判断をしてしまう。結局、顧客に迷惑を掛けることになるのだ。
営業のノウハウは、自社製品に限らない、多くの要素を理解しなければならない。浅く広くである。
それは、顧客を納得させるだけでなく、自社の技術をも納得させないといけないからである。

今日はプロ野球の開幕戦だった。
結局はこんなことで、テレビ観戦も出来なかった。明日は、出荷仕様書に目を通してなかった、出荷係のミスの後始末に出社しなければならない。

    ふう   ため息が出る。。。。。。。。。。。。。。

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