2009年4月10日金曜日

生き残りを掛けた 安売り・・・・

こんな時勢になると、昨日も書いたが「安売りの情報」ばかり・・・
どうやら、当社の幹部連中も「安くすれば売れる」と考えているようだ。

安くすれば売れるだろうと、どんどん 在庫を増やしている。それも海外調達でだ。
工場は作る物も無く、一時帰休さえしないというのに、安いからと言って海外から調達しては安売り合戦に入り込もうとしている。

セールと銘打てば、多くの代理店にいっせいにチラシを配り、同時にヨウイドン。。。
同じ土俵でやれば、代理店や販売店の利益もほとんどなくなる。安売り合戦だ・

どこにもメリットが生まれない・・・から いずれ取り組まない・・買った客だけ得する。

価格設定なんて高くて構わない。ほしいと思ったら、声をかけてくる。

「もう少し安くできるだろう」その言葉さえ聞ければ売れたも同然だ。安くしてやればいい。

その、許容範囲がないから、いつまでたっても協力体制が築かれないでいる。

明日から、恒例の展示会が始まるがこれといって、見込みの有る商談もない。
とぼとぼと、肩を落とした、おつきあいで集められた客たちが、展示会の一番奥にある、商談コーナーと銘打った、軽食コーナーへと消えて行く。

何かを買いに来たという顧客はほとんどいない。お付き合いと、自分で高額商品を既に買ったという、自己満足した顧客たちが、眺めに来るのである。

その中に、少額商品でも注文していく客を必死に探し求める私がいる。
足を棒にして、笑顔を振りまき、感謝しているつもりで頭を下げる。
時間が空いたら、ほかの同業者と意見交換のつもりで、現況の悪さを慰めあうことになるだろう。
帰る頃には、へとへとになっている。

それで、仕事をしたつもりになっているサラリーマンばかりだ。

 自分は違うと思っていても、、、、、、、、、、ふう 辛い毎日が続く・・・・

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