2010年2月8日月曜日

肝硬変


今日父の入院した病院から午前中に電話があり、「病院を転移します」という連絡でした。
どうやら、昨日入院した病院では治療、検査が十分ではないと判断された模様でした。
転移した病院は「肝臓の専門医科」がある様で、治療も十分にできるようでした。

それも、仕事が終わってその病院に着いて、主治医の先生から伺ってから解ったことですが・・

そこで、先生から聞かされたのが・・・「肝硬変」・・・聞いたことは有ったけどそれがどんな病気かは??

しかし、話を聞くにつれて、簡単な病気ではないのが解ってきた。

「場合によっては、退院が出来ない可能性が有ります」

  それがどう意味か、信じたくは無いですが、今の父を見ていたら決して想像すら出来ませんでした。

「治療法に完全なものは有りません、徐々に進行していた肝硬変がウィルスから来る急性肝炎で一気に腹水という症状として、現れたものでしょう」との事。

お腹に溜まった「腹水」とやらを抜いてしまえば直ぐに退院できると思っていたんですが、どうやら「肝硬変」という病気はそう簡単なものではなさそうです。

肝硬変は肝臓が硬くなって細胞が死んでいってる状態。死んだ肝細胞は二度と回復することは無く、どんどん悪化する。それはピッチャーが投げた球が、バッターの前で急降下するフォークボールみたいなもの。
一度落ちだすと、急激にカーブを描き、軌道を修正することは無い。

帰りに、父と話をしてきたが、昨日と変わらず元気な様子でした。
お腹の水を今日も1リッター程抜いたとの事で、苦しいといっていた状況は無く、
「回復したのかな?」と思える程でした。

「腹水」と「肝硬変」の関係についても丁寧に教えてもらいましたが、
まず、肝臓はたんぱく質を作る機能が有るらしいのですが、肝臓が硬くなり機能を果たさなくなると、血液の中のたんぱく質が少なくなる。たんぱく質があると体内の水分が血管の中に入り、腎臓を解して尿として排出されるのだという。たんぱく質が少なくなると逆に血管から水分が体内へと排出され、その水分が「腹水」として現れるのだという。
お腹がパンパンに張ったように膨らんでくる。胃袋がいっぱいになったのと違うのは、水分は体内の細胞の間に染み出している状態で、まるでスポンジが水を吸い込んだ状態だという。

だから、溜まった水を抜けば治療が終わりということではないということを理解させられた。

しかし、今は 先生が言った
「お腹にばい菌が有るから肝臓機能が急激に悪化したとしたら、そのばい菌を無くす治療をすることで、状況が良くなることが有る」
そのことを信じてお願いするしかない。

どうかもう一度 どうかもう一度だけ 元気になった父を 父が 父に 父と ・・・・・・・・。

3 件のコメント:

  1. 和尚です。
    お早うございます。
    ご心配ですね。
    お父上の早いご快癒をお祈りしています。
    多感著さん、教祖さん、ひなさん
    そしてハンマーさんも健康に気を付けて下さい。
    拙僧も偉そうに言えませんが……

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  2. 水戸のomazamですまたはhidariosam,そのほか水戸の御老公、しじみ汁差し入れたらどうかな。那珂湊に海の幸売ってるけど、市価の半値、でかいシジミあるけど
    どうかな。佐川急便が店舗もっていて、おれがかったもの、全国に直送
    してくれるらしいよ。代金は口座振替でいいからどうですか。
    大体千円もあれば二つかえるね。

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  3. 和尚様 
    ご心配頂き 有難うございます。

     今朝も顔を見に行ってきましたが、昨日よりも悪くなっている様子でした。
    日に日に、悪くなると先生がおっしゃってましたが、現実に目の当たりにすると、悔しいばかりです。

    本当にみなさん元気にしてましょうね~
     お酒も適当に楽しむ事にしましょう~
      人様には言えた義理では有りませんが・・・・・

    後老公様

    お気遣い有難うございます。
    那珂湊のシジミ汁美味しそうですね、今は何も喉の通らないようですので、折角ですがもう少し様子を見たいと思います。
    有難うございます。

    それより、写真の投稿は出来るようになりましたか?

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