2009年3月31日火曜日

今年度が終った

平成20年度の決算を迎え、全てが終わった。
年度が始まった、昨年の4月にはどんなに夢を描いていたことだろう。
厳しいと思われるくらいの目標設定にも、「やってやろうじゃないか」と意気込んでいた。
しかし、なかなか100%クリヤすることが為らず、昨年度実績を下回らないのが精一杯だった。
そこへ来て、「100年に一度という未曾有の世界大不況」後半は、何がどうなってしまったんだろうと考える余裕も無く、毎月が手の打ち様が無いといった状況になってしまった。

そこらじゅうで、優良顧客が工場を閉めたり、開いていても殆ど仕事が無い状態。
最初の頃は、2割減、3割減などと困った顔をしていたが、年を越す頃には、2割、3割しか仕事が無いところが、殆どとなってしまった。

うちもそうだが、未だに会社として残っているのが不思議なくらいだ。

明日から、新年度を迎えることになるが、見通しは全く暗い。見えていない。
あれやこれやと、セールや値引き対応をしようとしているが、売れる見込みは殆ど無い。
一般の小中企業は購買意欲は完全に失われている。大手でも物を生産しているところは、在庫処分に未だ紛争している。
小売でも、売り上げが5割となっている所も有る。営業マンが一日回って10万も注文が貰えないのだ。
何か、商談が出ると競合が激しく、5%も利益が取れない。
単純に10万の5%は5000円だ。車を使って、時間を使っているが、給料分も出ないのだ。

リストラや、給与カット、帰休が盛んに行われているが、そんなことでは間に合わない。
決算発表の後、社長交代位は良い内で、倒産が急増するのではないかと危惧される。

政治なんて全く期待していないが、何かが変わってほしい・・・・

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