2010年1月12日火曜日

また、石油高に?

ニューヨークの原油が高値を更新してきています。
2006年に付けた80$を超えてきました。
この頃は新興国BRICsの経済成長が、石油の需要を押し上げるという観測からどんどん高騰している時でした。
現在はそれよりも高くなっています。
サブプライムローンからの経済崩壊から一時期原油価格は下がっていましたが、株価よりも商品市場は活発に値戻りしてきています。
そのうち、日本でもまた140円くらいの値段が付くようになるのも時間の問題だと考えます。
(そうなったら、参議院選挙前に民主党が暫定税率を引き下げるというシナリオがいきてくるということになるが・・・)
しかし、日本の商品取引市場の冷え込みは寂しいですね。
下のグラフは価格と取引高を示したものですが、価格は同じように動くものの、取り組み高はご覧のとおりニーヨークが増えてるのに対して、国内は死んだ市場です。これではとても手が出せません。




そういえば、日航の株価が今日はストップ安だったようですね。
確かにこの連休の間にあれだけ100%減資などと騒がれると、紙くず同然の株券など値が付くはずがない。
7億4千株が売りこしたまま残っている。
しかし、本当に上場廃止となるのか?
 「上場維持か上場廃止か、それが問題だ」---シェイクスピアのハムレットならぬJAL(日本航空、 <9205> )の株主、売り方・買い方の苦悩だろう。上場維持なら「倒産価格」が蘇生する一発逆転の可能性を残し、上場廃止なら株券がまさしく紙クズと化す。天国と地獄ほどの開きが生ずる。
Xデーは、1月19日と新聞報道されている。この日に会社更生法の適用を申請するというのである。会社更生法自体にはサプライズはない。すでに「倒産価格」に織り込み済みである。問題はむしろその後にある。OBの年金減額諾否の回答日が、週明けの12日といわれている。この日から19日まで、JALは最後の砦の上場維持が死守できるかどうか、思惑を孕む一番長い1週間を迎えることになる。

上場が継続するようであれば、高騰すること間違いなし・・・

さて、30円以下は買いか、捨て金か・・・

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