2010年1月6日水曜日

寅千里を走らず

1/5日の大発会から、株価は順調に上昇していますね。
円高が一段落し、米国の生産復調で(0.5%の予定が1%上昇)なんて事から買われているようですね。
年初めのご祝儀相場なんですかね?
どんな理由にせよ上がってくれれば、気は休まるんですが・・
上がれば、利確売りが相場で、今年一年を問えば、未だ、二番底の予想も多い様です。


 ◇「千里、走らず」--寅年、平均上昇率2・8%
 相場の格言によると、寅(とら)年は「寅千里を走る」。その言葉通りに進めば今年の株価は大きく上昇しそうだが、戦後5回あった寅年の日経平均株価の平均上昇率はわずか2・8%。NTT株の公開など株ブームにわいた86年が大幅なプラスで、残る4回は下げ相場だった。田中角栄首相退陣やキューバ危機など政治的波乱も目立ち、十二支の中では上昇率は10番目の低さだ。

 大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所の木野内栄治氏は、「寅年は、上げ下げで動いた後、結局元の水準近くに落ち着く『行って来い』の展開になることが多い」と説明する。統計を見ると、翌年の卯(う)年の戦後の上昇率は十二支中3位の23・1%、その翌年の辰(たつ)年は同1位の29・0%と、寅年以降は順調だ。木野内氏は「長期の投資をするなら、寅年が絶好の買い場になっていたケースが多い」と指摘する。



こんなのを読むと、今年の安値は拾って行くほうが良いということになります。

アナリスト達の予想
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安値6000~8000円 高値12000~13000円程度と予想が多いですが、日経平均とそれぞれの銘柄選びでは、思うようにならないのが相場ですよね。

これから買うのはどんな銘柄でしょうね?
タッキーさんの大胆な予想をお聞かせ願えれば・・・・・と思います。

3 件のコメント:

  1. こんにちは、タッキーです。
    ではリクエストにお答えして・・・(笑)

    まず、銘柄の前に自分の相場観をお話しますね。
    最近円安や米国の景気が回復するとの見通しから株高傾向となってますが、はたしてこのまま回復するのでしょうか?

    ・・・自分は否とみます。勿論環境関連等将来有望なセクターはありますが、もっと大きな世界的な動きに注目してます。
    それは「金(GOLD)」の動向です。

    1971年のニクソンショック(金とドルの交換停止)以来、金は永い間低迷してきました。しかし2001年以降ずっと右肩上がりで昨年には1000ドルを突破、史上最高値をつけています。

    「金」に本当に「おかね」としての価値が無いのならこのような動きにはなりません。本当に米国景気が底打ちして今後回復に向うなら、金は既に暴落しているはずです。

    米国は昨年総額約75兆円の経済対策を発表しました。(この内2010年9月までに半分の金額が執行予定)米国の潜在赤字は約100兆ドルと言われており同国のGDPの7倍です。これは実質返済不可能な額です。
    今までは基軸通貨として幾らでも刷り放題でしたが、ユーロや新興国の台頭で世界は一極集中から多極化に向い、ドルの信用も凋落してきており、また米国もそれを容認しているように思えます。なぜなら米国には最後の切り札があるからです。
    それは約8100トンの世界第1位の金準備高です。

    【参考】
       国    金保有高   外貨準備における金占有率
    1.アメリカ   8133トン    78.3%
    2. ドイツ    3413      69.5
    3. イタリア   2452      66.1
    4. フランス 2451      73.0  
    5. 中国 1054 1.8
    6. スイス    1040      37.1
    7. 日本    765 2.1
    番外 IMF 3217

    上記は金には今でも「おかね」としての絶対的信用があることを裏付けており、米国が抜きん出ています。
    もし米国が新金本位制を目論んでいれば、基軸通貨としての地位を保ち、借金を大幅に減額できます。
    12月に中国政府高官が「今後10年以内に金の保有量を10000トンまで増やすべきだ」と発言してました。(中国も日本も米国債を大量に持ってますからかなりの危機感がある。)
    今後各国で、金を奪い合うように買い集めるようになるかもしれません。

    ・・・このようなことから今後数年の間に「金」はまだまだ値上がりするのでは?と考えています。もしかしたら歴史的な相場に立ち会えるのではないかと期待もしてます。
    (相場は自己責任でお願いしますね。笑)
    長くなったので関連銘柄等についてはまた次回に。
    長文・乱文お許しください。失礼しました~。m(_ _"m)

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  2. タッキーです。見難くてすいません。
    5.中国は1054トン、1.8%
    7.日本は765トン、2.1%
    です。

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  3. タッキーさん 回答有難うございます。m(_ _)m
    金が5000円まで上がるのではないかという予想はこんなデータからなのですね。
    金は1200~1500円という感覚があったのですが、今では3000円が相場ここ5年余りの商品相場の沸騰から倍になっています。NYではもっと大きいですね、300~400だったのが今では1000~1200まで上がって3~4倍にまで跳ね上がっています。(為替の問題も有るのでしょうが・・)
    金融(通貨)に不安が有れば、現物が高騰するといった結論になるわけですね。(そんな時日本の商品相場の体たらくはほんとにはがゆいものがありますが・・)
    それにしても中国の10000トンはすごいですね。占有率が単純に1.8%が18%になるかは算出方法が単純すぎますかね??

    古いデータですが1年間に産出される金の量
    1.南アフリカ共和国 341,485 (14.1%)
    2.オーストラリア 259,000 (10.7%)
    3.アメリカ合衆国 258,000 (10.6%)
    4.中華人民共和国 215,000 (8.8%)
    5.ペルー 173,219 (7.1%)
    6.ロシア 169,273 (7.0%)
    7.カナダ 128,504 (5.3%)
    8.ウズベキスタン 93,000 (3.8%)
    9.インドネシア 92,936 (3.8%)
    10.パプアニューギニア 73,000 (3.0%)
    11.ガーナ (2.0%)
    (参考)日本 8,021 (0.3%)、世界合計 2,440,000kg
    10年間で残り9.000.000kgを買いますとなると、毎年5%程度が中国で消費するということですね。これは高くなるはずですね。
    日本円にして4000円/g平均だとすると、いったいいくらになるんだ?(もう計算したくない)
    10000トン×1000kg×1000g×4000円=40.000.000.000.000円(40兆円か?)

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