2009年5月3日日曜日

ルーツ探訪


今日は、佐賀県富士町の「古湯温泉」を尋ねてきました。
http://www.fuji-spa.com/photo/burari/00004_20080807184428_2.pdf
古湯温泉は、佐賀インターから国道323号線で唐津方面へ30分程走った加瀬川沿いに有ります。
適度な温度(少しぬるめかな・・)で長湯でき、肌のつるつる感も申し分なく、私としては大好きな温泉の1つです。
吉花亭さんの様な大きなホテルも有りますが、東京屋・大和屋・つかさ・山あかり・扇屋・鶴霊泉・山水荘・千曲荘と並ぶ、温泉通りで気に入ったお風呂探しをして見るものいいと思います。
入浴のみだとどこでも500円~700円、休憩、昼食も含めると大体5000円位です。


でも今日は、温泉がメインではなく(どうせ車で行ってますので飲めないし・・)「ルーツ探訪」が目的なので、温泉センターで温泉と食事を戴き、さっき、猫が店番をしていて、白玉饅頭を販売していた女将さんに聞いた「観光案内所」に行って目的地を教えてもらいました。

私は熊本の出身ですが、名字が「杉山」です。そう珍しくも無い名字ですが、中学・高校時代は一人も巡り会う事が無く、社会人になっても、親戚意外では、一人しか巡り会えていませんでした。
そんな時、私の名刺を見て「佐賀県出身ですか?」と尋ねる方がいたんです。何故っ?て伺うと、その方の出身地では、自分以外全て「杉山性」だったというのです。私が生まれ育った田舎は全て私以外「寺床性」だったので、似たような境遇だと思ってしまいました。
それから、どうもこの「佐賀県富士町杉山地区が気になり、とうとう今日訪問することとなった次第です。
そこは、古湯温泉から貝野川沿いに県道278号線を20分程走った所にありました。
唐津にと越える丁度山頂付近の少しだけ開けた山間の地区でした。数えてはみませんでしたが約20程の集落でした。
興味を持って表札を覗いてみるとそこには「杉山」の表札が・・・
自分のルーツがもしかするとココに有るのかと思うと、何故か感慨深いものが有りました。








集落の入り口に古びた神社があり、樹齢200年と書かれた杉木が祭られています。白石神社の由来は多分、この杉山地区が白石山の麓に有るからでしょう。



車を止めて歩いてみると、家の瓦が変な形をしているのに気付きました。
尋ねてみると、昔この付近は冬になると雪が多く、行き来も儘ならないほどだったということで、屋根に積もった雪が一度に滑り落ちると、危険な為「雪の滑り止め」としてこんな形の瓦を入れたそうです。
使う瓦は、雪がすべりやすいように、陶器の瓦が殆ど・・
先人の知恵の名残がこうやって活かされているんでしょうね。


平地ではまだ一ヶ月も先でしょうが、この付近では水が冷たい性で、生育が悪いのでしょうか、今日は、集落のあちこちで田植えが行われていました。

秋には、くんち「杉山浮立」http://www.geocities.jp/aki3912/saga01-sugiyama.htm や 白石神社の紅葉http://miis.jp/sugiyama/sugiyama.htm を尋ねてもう一度伺いたいと思います。


帰りは、大串を抜けて、加瀬川ダム予定地に架かる「銀河大橋」を渡って、神埼へとドライブしてきました。


お土産は、杉山鶏卵場さんの卵と、古湯温泉の白玉饅頭です。

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