道の駅巡り

やった＝

九州道の駅　沖縄、離島（五島・奄美）を除き、九州本島１１１駅を巡り

目出度く「ＫＹＵＳＨＵ　ＭＡＳＴＥＲ」の権利を得ました

 

最後まで残ってたのは、一度行ったのに、うっかりスタンプを押し忘れてた

「子守唄の里五木」の道の駅でした

この日（２/８）、すごい霧の中を抜けて

　五木に到着　

　最後の、記念となるスタンプです

 

kotarouさんと、１１月４日に大分をツーリングした際に始めたので

約、３か月間を要しました

 　道の駅の駅長にサインも貰い、申請の手続きが可能となりました。

　記念写真を撮ってもらったのに、目を閉じてしまってる（笑い

 　その後、お隣の蕎麦屋さんで定食を戴きました

 蕎麦もですが　いろんな豆腐料理が付いていて美味しく頂きました

　しかし

 

　食事中に、店内で五木の子守唄を歌ってくれるサービスが有ったんですが

 

兎に角その歌が、上手過ぎるんです

 

　

 

　で、悲しすぎて、涙が出てしまった

 

食事中はいけんかも・・

 

1.
おどまいやいや泣く子の守りにゃ
泣くといわれて憎まれる

 

解釈

わたしは、嫌です。泣く子の子守をするのは。

「泣いてる」と注意されて、悪く言われる。

2.
ねんね一ぺん言うて眠らぬやつは
頭たたいて尻ねずめ

 

解釈

「眠りなさい」と一度言って寝ない子は

頭をたたいて、尻をつまんでやれ

3.
ねんねした児に米ン飯くわしゅ
黄粉アレにして砂糖つけて

解釈

寝てしまった子にお米のご飯を食べさせる

きな粉アレにして、砂糖付けて

4.
ねんねした児のかわいさむぞさ
起きて泣く児の面憎さ

 

解釈

寝た子はかわいくて、愛（いと）おしい

起きて、泣く子は憎らしい

5.
子どんが可愛いけりゃ守に餅くわしゅ
守がこくれば児もこくる

 

解釈

我が子が可愛ければ、子守にも餅を食べさせろ

子守がこければ、我が子もこけるぞ

6.
つらいもんばい他人の飯は
煮えちゃおれどものどこさぐ

解釈

つらいものです、他人様にお世話になって食べるご飯は

煮えてると解っていても、のど通りが悪い

7.
おどま馬鹿々々馬鹿んもった子じゃっで
よろしゅ頼んもす利口か人（しと）

解釈

私は馬鹿です。馬鹿な親が生み育てた子供ですが

宜しくお願いします。利口なお方。

8.
おどま盆ぎり盆ぎり盆から先ゃおらんと
盆がはよくりゃはよもどる

解釈

私の務めはお盆までですよ。盆から先にはいません。

お盆が来れば、直ぐ帰ります。

9.
おどま非人（かんじん）々々あん人たちゃよか衆
よか衆よか帯よか着物（きもん）

解釈

私は物もらい（乞食）、あの人たちはいい暮らしをしてる人

いい暮らしの人は、いい帯をしていい着物を着ていられる
10.
おどま非人々々ぐわんがら打ってさるこ
ちょかで飯ちゃあて堂にとまる

解釈

私は物もらい（乞食）、空のカン叩きながら物もらいしながらさまよい歩く

ブリキのやかんでご飯を炊いて食べて、お堂に寝泊まりする

11.
おどんがこン村に一年おれば
丸木柱に角がたつ

 

解釈

12.
丸木柱に角たつよりは
おどまはよ暇ンでればよか

 

解釈

13.
おどんがおればこそこン村もめる
おどんが去（い）たあと花が咲く

 

解釈

私が居ると、その村では揉め事が起きる

私が居なくなった後には、花も咲くだろう

14.
花が咲いてもろくな花ささん
手足かかじるイゲの花

 

解釈

花が咲いたとしても、いい花は咲かない

手足をひっかく、トゲの有る花

15.
おどんがうっ死んだちゅうて誰が泣（にあ）てくりゅうか
うらの松山蝉がなく

 

解釈

私が死んだとしても、誰が泣いてくれるもんか

裏の松山で蝉が鳴くくらいだろう

16.
蝉じゃござらん妹でごさる
妹なくなよ気にかかる

 

解釈

蝉だけじゃない、妹も泣いてくれるだろう

妹が泣いてくれると思えば気がかりで死ねない

17．
おどんがうっ死んだら道ばちゃいけろ
通る人ごち花あぎゅう

 

解釈

私が死んだら、道端に埋めて下さい

通りがかりの人が、花を上げてくれるだろう

18.
花はなんの花つんつん椿
水は天からもらい水

 

解釈

花は何の花がいいだろう、山椿の花がいいな

水は天からの雨水をもらう

19．
おどんがとっちゃんなあン山おらす
おらすともえば行こごたる

 

解釈

私のお父さんはあの山に暮らしてる

あそこに居ると思うと、直ぐにでも帰りたくなる

 解釈については、私の解釈なので正確ではないかもしれません

これまで、真面目に聞いた事がなかったが

兎に角可哀そうな子守唄ですね。