キャンプに興味を初めて持ったのは、昨年の「白馬ツーリング」の時でした
河原に、それを覆い尽くすほどの、テントの数に圧倒されたのを覚えてます。
それから、2年・・・
急に、思いついたように始めようと試みた今回のツーリングでした。
先般、報告したとおり、準備できたのは「テント・エアマット・シュラフ・クッカー・ストーブ」だけ・・
先ず、ソロのキャンプなど全く経験がなく、バンガローを数回利用したことが有るくらいで
それも、準備は他のメンバーが全て準備したものに参加するだけでした。
何となく、準備したものが有れば、キャンプするのは、公園、町外れの広場、海岸
どうしてもなければ、田圃でも畦道でもいいじゃないかという考えでした。
しかし、「それって危険じゃない?」という意見もあり、キャンプ場を探しましたが
キャンプ場はどうも11月で終わりの所が多いみたいで、今回行こうとしてる指宿には
かろうじて「休暇村 指宿」というのが有りますが、利用料が3000円もって感覚から
高いって気がして、最終手段として考えていました。
今回は、「道の駅 スタンプラリー」も兼ねてでしたので、翌朝の8時出発の
「山川~根占」フェリーに乗りたいという考えがあり、どうしても初日のうちに
鹿児島南部の「喜入・指宿・山川」の三つの道の駅には訪問しておきたいところでした。
ところが、始まりを天草方面の道の駅に設定した為、人吉から高速を利用しても
5時まで回りきるにはギリギリの状態になってしまってました。
キャンプに関係ないじゃないかとお思いでしょうが、どうしても急いでたということを
解っていただきたいのです。
その理由は、急ぐ途中、どうしても眠気に襲われて「桜島SA」で休憩を取ったんですが
駐輪場には2台のバイクが止まってて、そのうち1台にキャンプ道具が積まれてました。
人影は無く、そのまま階段を上ると、ライダーの方は喫煙所で休憩のようでした
それを横目に、眠気覚ましに飴玉を買い込んで、駐輪場へ出ると
先ほど、いなかったライダーが私のバイクを見ながら、
「キャンプですか?」って
「私たちは今日何人か集まってキャンプするんですよ・・・・」
「はい、私は 全く今回が初めてです・・ので、もしかしたら押し掛けるかもです。」
いやいや・・もっと詳しく聞きたかったんですが、
時間にすると、2~3分でしょうか・・こちらは、メットを着けながらの話で
申し訳ないと思いながら兎に角先を急ぐのでと、挨拶して先に出ました。
やっと、三ヶ所道の駅を巡り、
すぐ近くの玄関の閉まったフェリー乗り場に着いたときは
既に、5時半を過ぎていました。
「7時半に来れば必ず乗れるよ」って
いう釣り人の話に安心して、いよいよこれから「キャンプ」に集中です。
先ず、食料品をと考えて、先ほど寄った「道の駅」で食料品をと見たんですが
こんな時間です。あまり気に入ったものがなく、お土産だけ買って
そうだ、何となく 昼間有ったライダーさんが言ってた
「開聞岳キャンプ場」ってここらへんだと思い、場所を聞いてみた
すると30分くらいだということで、どこへ行っても同じだろうから
取り敢えず、行ってみることにしました。
コンビニで食料品と眠れなかった時のためにお酒を少々買い足し
すっかり暗くなってしまった道程を走り、一度だけ近くで場所を確認して
辿り着くことが出来たんですが
「目的もなく、この夕闇に包まれた道程を走るのは、やはり寂しい」
という感情に襲われました。
「道端の、くぼみでキャンプすればいいじゃないか」
というふうに考えていたんですが、走っててそんなところが何処にもない事に
気づかされました。
行って、どうなるものでもないですが・・行く場所が有ると言う事は勇気を貰います。
キャンプ場に着いても、勝手が全く解りません。
広い駐車場には、昼間見たバイクも、集まると言ってた他のバイクも一台も見当たりません。
取り敢えず、駐車場で見かけた人に、
「まだ、泊まれますか?」と尋ねてみた。
すると、
「大丈夫でしょう・・・一人ですか?」
「私たち、その上で準備してるんで一緒にいいですよ・・」
えっ・・そんなこと有るんでしょうか?
全く、今日、今、たった今合ったばかりです・・
もしかしたら、昼間有った方もいらっしゃるかもしれないという期待を持ちながら
管理棟で、利用料1300円を払い、注意事項を聞いて
教えてもらった場所までバイクを回す・・・
すると、3~4人の方が、こっちこっちと手招き・・
その先には、既に 3~4張のテントが立ってる
そこには、昼会った方がいらっしゃって・・・一安心・・
「結局 押しかけてしまいました・・・」とご挨拶して
早速、初めてのテントの組立てです(実は畳に上で一度試してました)
ので、30分くらいで準備完了・・
すると、それを待って、
「これから、温泉へ行きます・・」との事で車に便乗させてもらい
温泉へ
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随分長くなってしまいましたが、この出来事は私の「キャンプツー」人生の
始まりとして、明確に覚えておきたい
感動の出来事でした
続きは、また後で・・
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