いろいろ、準備は進めていたつもりでした。
こんなときの為に、取り乱さぬよう、段取りを決めていました。
葬儀社、お寺などに連絡を取り、「お通夜」「告別式」と滞りなく済ませることが出来ました。
昨日は、お寺にお礼参りに出向き、今後の法要などについて確認してきました。
まだまだ、いろんなことを処理しないといけませんが、一応落ち着きました。
お通夜、告別式には沢山の弔問の方々がみえられ、えっ!と驚くような方もいらっしゃったり、電報については多くの取引先からも届き、びっくりしました。
しかし、どんなに段取りを決めていても、心の準備はしていたとしても、やはり、父の名前を口にすると、感情を抑えきれず、胸の熱くなる瞬間があるものですね。
父の一生とはなんだったんだろう?
昭和初期の生まれで、幼少期は戦時中、戦後を過ごし、田舎で高度成長はあまりに遠い存在で、苦労の連続だったんだとおもいます。
しかし、私の知らない父もあったんだろうとおもいます。
仕事に行っていたときの父や、友達との語らいは私の知るところではありません。
苦労話については、聞いたことは有りますが、なかなか楽しんだ事や、苦笑するようなことは教えてくれませんでしたからね。
今日は、部屋を片付けたり、明日は田舎へ行って役場の手続きなどを済ませようと考えています。
これから、初七日、四十九日、初盆と法要が続きますが、少しづつ思い出に変わっていくものでしょう。
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