残念なタイミング・・

自然を対象にするってやっぱり大変ですね～

鹿児島の伊集院で仕事を終えた後、一日中晴天だった後

「これは、夕日が狙えるかも・・・」って思いついて、吹上浜の方へ車を走らせたんですが

２７０号線に出てはみたものの、海岸との間に砂防林が途切れることなく続き

松林の間から時折夕日の明かりが窺える事は有っても、海面までは程遠い

数キロ走っても、一向にその距離は縮まる事は無く、どんどん日の高さが低くなってゆく

撮れるチャンスが有れば、直ぐ撮れるようにと、カメラの設定を変えながら先を急ぐ・・

急いでると思いっきり通過してしまいそうな、小さな道が見つかりやっと海岸へ出る

しかしこの道も適当に長い・・

５分程走ったでしょうか？終点まで辿り着くと、２台の車が止まっていた。

１台は入れ違いざまに出ていく、空いたスペースに車を止め、早速レンズのバックを背負い

カメラを首にかけて、砂防林の丘に向けて走り出す・・・

松の木の間にできた道はすれ違うのがやっと・・そこへ、向こうからカップルが歩いてくる・・

あれ？

２人はしっかりと手を繋いでましたが、彼女がその手をそっと放したかと思うと

彼の後ろにスッと回り込む・・彼の方は、カメラを持って突進してくるオジサンを睨みつけている。

しかし、すれ違いざまに　「上手くやれよ・・」という私の視線に気づいたのか

彼の眼元が少し緩んだ気がした・・・

さぁ、あと２０m　・・・・・・・・・・・

丘を上り詰めると、まっかな夕日焼けが目に飛び込んできた

しかし、次の瞬間。。。。。。。。。最初の、不安が的中した事に気づく

日焼けした空がそこに有るだけで、肝心の太陽が無い・・・・・非常に残念なタイミング

 

 

 

また、チャレンジしよう・・