結婚式前日・・孫のさくちゃんを迎えに福岡の保育園へ・・
いつもと違うお迎えにも、泣くこともなく元気にはしゃいでくれる朔也くん
じいちゃんちに着いても、元気元気
早速お気に入りのベンツで走り回っています
翌日は従弟の昊丞君と 新郎新婦に指輪を渡す大役を難なくこなしてくれました
誓約書にサインをする花嫁さん
赤いドレスで登場してくれた由子ちゃん
実はこれサプライズだったんです。
披露宴ではドレスは着ないと言ってかたくなに拒否
どうしても着てほしいと言ったら、
「ドレスは別で予約があり借りれませんでした」
なんて言ってたのに、赤いドレスで登場してくれてビックリ・・・
なかなかやってくれるじゃないか
ケーキカットの後は両親も食べさせられ・・
とにかく忙しい結婚式
お色直しして再登場したら
友達の余興で会場が盛り上がり
ふざけてると思いきや、彼の歌う相撲甚句には会場シーン・・
聞き入ってしまい
司会者の方も「完成度の高い余興」と絶賛
その後、花嫁さんのお父さんの歌が有り
歌の歌えない私は長野のお土産をお渡ししたりして
楽しい時間はすぐに過ぎてしまい
緊張する最後のお礼を何とか言い終えて、終わる事が出来ました
挨拶全文・・
ただいま ご紹介いただきました 新郎の宗一郎の保護者でした
杉山 高広 と申します。
本日は 花嫁の 由子ちゃんとの門出となる日に、皆様 お立会いいただきまして、 誠にありがとうございます。
両家を 代表いたしまして 一言ご挨拶申し上げます。
先ずは、私事で 大変恐縮ですが、4年前に 娘を嫁に出すことになりまして
いよいよ、ボーイフレンドが挨拶に来るという日ですね・・
大昔の事を思い出してました。
その娘がまだ保育園に通っていて一番可愛い時期に、
「嫁に出すのは寂しいものですか」
と義理のお父さんに聞いたことが有ったんですね・・すると
「その時が来ると、落ち着いて受け入れられるようになるものだ・・」
という話でした。
確かに、ボーイフレンドに対して腹を立てるようなことはなかったのですが、そのお父さんと同じ立場になったことで、
「こんなに幸せな朝を迎えられるのは、義理のご両親が優しく妻を送り出してくれたからだ」と、深く感謝いたしました。
今日も、同じく 由子ちゃんの ご両親には深く感謝しております。
といことで、息子が結婚するときは、どんな 思いを気づかせてくれるのか
楽しみにしていたわけですね・・・
ところが 何もないままに 忙しい日々が過ぎ、式が近づいてきたら
打ち合わせや相談のために 家族で集まり食事したりすることが多くなります。
すると、宗一郎が 由子ちゃんに 亭主関白 みたいなちょっと強気で言ってたりするんですね。由子ちゃんもほっぺを膨らましたりしますが、我慢してるんですね。
ふたりの事ですから、そんな事にいちいち口を出す気は有りませんが、
二人が帰った後、 奥さんへ
「あんなに 言わなくてもいいのにな~」 て 振ったんですよ・・・
そしたら
「あんたは もっとひどかった・・・
どんだけ、我慢したことか・・・悔しかった事か・・・」 と
それで気づいたんですね・・・
「そうか、息子が教えてくれたのは、これからお袋の事、頼んだぞ・・・
優しくして 大事にしろよ・・」
ということだったんだな・・と・・
さて、二人の話に戻りたいと思いますが、いつの時期からお付き合いさせていただいているかは、あまり知りませんが・・
2年ほど前から、たまに 遊びに来てくれるようになり、
家内とも 「いい子だね~ しっかりしてるね~」という話から始まり
「宗一郎の嫁さんになってくれないか もったいないくらいだけど・・」
と進化して いつしか
「由子ちゃんのがすと・・・次は 大変なことに・・」
なんて、心配へと変わっていくんですね
そんな折、息子に 転勤の話が出まして、
高校、大学も、就職しても 実家からでしたので、外に出るのは初めて
「神奈川で独り立ちするのも、有るかもしれない」 と 覚悟も決めて
送り出すわけですよ。
由子ちゃんは、どうするのか・・・遠距離恋愛は 今時無理か・・
一緒に付いて行ってくれないかとも 考えましたが
本日ご来席いただいています 村岡理事長のもとで、ケアマネージャの資格をもって、責任をもって仕事をされているという事で、それも叶わぬ夢と
諦めていましたが・・
転勤して 一年も経たないうちに 「帰りたいと」言い出しまして
「あいちゃ、今時の 地元を離れられない 男子か・」と嘆いていたわけです
「もう少し頑張れないのか・・?」
いつの間にか、「福岡で転職先も決めた」という事で、帰ってきてしまう訳です。
その勤め先というのが、本日 時津社長様はじめ上司の方々にご列席戴きました 「株式会社 ホープ」様だという事でした。
申し訳ありませんがそれまで「株式会社ホープ様」の事を存じ上げませんで・・
ちょっとググってみたんですね・
そうしたら
若い 優秀な 社員さんたちが バリバリ 働いていらっしゃって、急成長している会社じゃありませんか・・」
大学は出たと言いましても、親が払う学費以上に バイトで稼ぐ 優秀な学生でしたので、中途で入社しても、周りに付いて行けず挫折しないかと 心配していた時です
改まって 息子が言うんですね
「俺、ゆいこと 結婚するから・・
そして 由子ちゃんも・・・宜しくお願いしますと・・・」
それで気づいたんですね
そうか 地元へ帰るのも、転職するのも これが目的かと・・
人生最大の いい判断をしたと 親ばかを発揮して 褒めたわけです。
ところがその後が良くない
直ぐに、一緒に住みたいとかいう訳ですよ
結婚が決まり 半年 1年の期間は 由子ちゃんにとっても親御さんにとっても、大切な時間ではないかと思う訳です
しかし、どんどん事を進めますから、せめて 結納は ちゃんと済ませようと
いう事になり、その場で改めて、由子ちゃんのご両親の了解を得まして
二人のままごとみたいな新生活が始まるわけです。
その間に、入籍も済ませたのかな?
そうしましたら、間もなくですよ
「赤ちゃんが 出来たかも・・・って」
「え~ ですよ! お前の 人生設計は どうなってるんだ??
もう少し 我慢できないのか??」
さっき褒めたのは 度返しですよ・・
しかし、孫が出来るという喜びは 何にも変えられず・・・
そこから、結婚式に向けての相談が始まるわけです。
お腹も大きくなりますから、3月が限度だという事で、今日の日になったわけです
そういう訳で、何かと不行き届きの事も有ったかと思いますが、どうぞお許しください。
入籍をしたと言いましても、世間的にはこうやって皆様にご報告をさせていただいて、初めて 夫婦として認めていただけるものと思います
今日は皆様に
「おめでとう」 ととたくさんお声を掛けて頂いたと思います
そして
「 幸せになれよ 」「 幸せになってね 」と声を掛けてもらい
それに対して 二人は 「はい」と答えたと 思います。
今が幸せなんじゃありません
今日 皆様に お約束させていただいた通り
これから生涯を掛けて 「二人は幸せになる事を 皆様に誓いました」
どうか、これからも ふたりの傍に寄り添い はげまして戴ければと思います。
本日は、お足元の悪い中、ご出席いただき 誠にありがとうございました
最後になりましたが、アルカディア久留米のスタッフの皆様には、このような素晴らしい会場をご用意いただき、心より感謝いたします。
有難うございました。
一部抜けていたところ有りましたね^^