またまた、悪い虫が動き出したか?
金曜の夕方、残務処理をやってると ディアベルの新車を買ったにも関わらず、忙しすぎて乗る時間が無いと嘆く大山さんが来社・・
勿論、仕事の話なんか持って来るわけがない・・・(笑)
そんな事は無いが、今夜はツーリングのお誘いかと思いきや、
明日は、久住登山に出かけるというではないか・・ なんとなく山登りを始めたとは聞いてたが
誰かに誘われての話だと思っていましたが、明日は行ってみたいルートが有るので一人で行くというではないか・・
数少ない友人の一人が、山で遭難して、帰らず人になるもも、困りはしないが、聞いた以上煩わしい・・
という事で、一緒に行ってやることにした。。
前回登った時には、狭い登山道が混雑するくらい登山者が多かったという情報から
早めの出発を計画して、明日3時に自宅を出て、5時には長者原へ到着を計画・・・
そうなると、もう気持ちは山の中、纏めたい報告書もそこそこに、それぞれ帰宅して準備に取り掛かる事に
翌日は、予定通り長者原に到着しましたが、
天候は予定通りではなく少し霧雨が残る霧中登山となりました
駐車場で雨具を着込んでの出発
ルートは大山さんにお任せで登り始めて
最初はこんな密林を進み思ったほど雨も降らなかったので
雨具を脱ぎながら休憩
ここが最初の目的地「坊ガヅル」までの中間地点らしい
大山さん何を撮ってるの?
どうやら、霧雨に濡れた蜘蛛の巣が気になってたみたい
他にもこんな花や
ツツジの花も咲いていました
暫く歩くと急に開けたところが有り
天ヶ池 という湿地帯らしい
今は水が無い状態でしたが、多い時にはこの桟橋が
隠れる位雨水が溜まってる事が有るそうだ
湿地帯を抜けて下りだすとこんなサルスベリの樹の森が続く
人工的な石段が急に現れたかと思うと
さっき、眼下に見えた
坊ヶズルに到着です
足元にはアザミやタンポポが咲いてましたが
上空は霧に覆われて山の頂は望む事が出来ません
この草原の奥まった所には 山荘 法華院温泉 が有ります
この日は丁度お風呂の水を入れ替えてる作業中という事で
入れませんでしたが、次は是非入りに来たいですね・・
次に目指すのは「すがもり峠」ですが
ここからは、急に草花の生えない石の岩山を登ることになります
この急な坂を上るつめると
満足感半端ない笑顔が出来る訳です
北千里の河原を歩くと
いつもは 長者原から眺めてる雲仙の火口が今は目の前に有ります
すがもりの峠で今日初めてのちゃんとした休憩となり
珈琲を沸かして、朝食ともおやつともいえるパンを戴き
三俣山を目指して登ることになります
さっき居た小屋が小さく見えます
先ずは目の前に見えた 西峰に登頂
休憩もつかの間、南峰を目指して出発です
北向きの斜面になるのでしょうか?この一帯だけツツジの花が咲き残っていました
南峰に到着です
さっき、登り切って安堵していた河原や登り始めた
法華院温泉ががあんなに小さく見えます
目の回る高さです。
ここでも休憩は殆ど取らず、その先に見える本峰を目指して出発
降りて登ってを繰り返す難コースですが
三峰を制覇した感動は素晴らしい物でした
ここで、下山を前に、最後の補給として
もう一度お湯を沸かして、カップラーメンを軽く戴き
ここまでよく担いできたと最後の水のペットボトルに別れを告げる
ここから下りとなりますが
下りは楽かと思いきや、すがもりの峠から石河原を降りても
目的の長者原は遥か彼方に有り
途中で、三年振りに履いた登山靴の底が外れるという
ハプニングを
大山さんの馬鹿笑いの励ましを受けながら
もう足が棒になったピノキオよりも拙い足取りで歩き続け
2時間ほど前までいた三俣山を見上げるところまで降りてきました
この後も永遠と続く道を歩き
やっと、この森のトンネルの先が長者原という所まで辿り着き
長者原へ着いたらすぐに温泉へ
あああああああああああああああああああああああ~
至福の瞬間
とは
こういい時間か
あああああああああああああ~
朝5時半に登り始めて、午後3時半まで
10時間歩き続けた一日でした
しかし、あの頂上での爽快さは有りません
また、そのうち別の尾根の頂を目指す事になるでしょう
今夜も 自虐ネタでした(笑)